信州大学繊維学部 デジタルアーカイブ

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100周年

信州大学繊維学部デジタルアーカイブの開設にあたって
繊維学部長 平井 利博
平成22年3月吉日

信州大学繊維学部の第一期中期目標計画の中で、繊維資料館あるいは繊維博物館の新設を目標に掲げています。その計画の最終年にあたる本年度の末に、念願叶い、ここに「デジタルアーカイブ」の形ではありますが、開設できることになりました。なお、資料館は、別途、歴史的建造物であるレンガ造りの貯繭庫を改修して、これも本年度中に発足する運びとなります。
さて、この「デジタルアーカイブ」は、大掛かりな建造物を含む博物館や資料館の替わりになること以上の高い目標を持って構築されています。

(1)全世界に及ぶ重要な繊維科学技術の資料を収集し、あるいはリンクを張ってそれらへのアクセスを可能にすること。
(2)繊維集合体が構成する構造の詳細に関わる技術情報を漏らさず含んでいること。
(3)歴史的に重要な繊維関連技術(糸、織編、染色加工等)に関するその時点での可能な限りの詳細な情報を含んでいること。
(4)生命科学から心の科学まで衣食住を包括する繊維科学・ファイバー工学の未来像、それがもたらす産業像、社会像までを俯瞰できる最新の技術紹介情報を蓄積すること。

繊維技術あるいはファイバー工学技術の壮大なパノラマを、人類史的な視点で俯瞰できることは痛快でしょう。こうした目標を達成するための機能と特徴を備えております。
もっとも、開設の時点では、これらが達成できる筈もなく、その緒についたばかりですが、こうした取り組みが人類の蓄えてきた技術の伝承を可能にし、さらに未来への道標となり、豊かな社会の実現に向けた科学技術のあり方を提示できることを期待しています。ご覧になる皆さんの協力を得ながら、「世界のファーバー工学デジタルアーカイブ」になることを目指して継続的に充実を図って行きます。ご支援をお願いいたします。

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